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Music school purevoice_instructor's NOTE

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2008年 05月 28日

ハイエンド音響システムに見た"精神"

ハイエンド音響試聴会、中村氏による問答無用の音源提示に参加者の表情は一気に変わりました(中村氏は最高の笑顔!)。試聴会後半に取り上げられたもの凄い音源、この音源こそレッスン生たちが最も聴きたかったもの?いや、聴かねばいけないモノでした。それは Music school purevoice 年末恒例レコーディングイベントで残された作品、 "pure-Rec 2007" です。さすが中村大臣、刺激ある展開で締めてくれます。

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"pure-Rec 2007" の忠実再生を受け、「やはり、、、」と思いました。それは



中野渡作品 "白銀世界" に顕著に感じました。音源(根源)を嘘偽りなく細部再現してくれるこの環境だからこそ、"輝く部分"に対し、"足らない部分"も露呈します。学ぶ上では良いこと。この曲の録音時に(普段のレッスンでもそうですが)、中野渡に強く指摘し続けたことは、音の食いつきとピッチに関する視点。アタック音不明瞭、音程音圧が定まらない点ほか、、、プレイ素材が十分に整われていない現実は生ナマしく再現されたのです。私は聞き終わった直後、失礼な言葉を発していましたが、これぞ私の正直純粋意見/purevoiceです。

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pure-LIVE ホールステージでは見事"白銀世界"を再現した中野渡利康↑

この件は以前も記しましたが、Rec時評価ではこの "白銀世界" に対し、みなさんから多くの高評価いただきました。しかし私は一票も入れていません。その理由は前記現実のとおりです。そのなかこの音源に対し唯一評価できた点があります。それは楽曲創作の意図/精神が見えたことです(つまり楽曲のもつ可能性に対し現在作者の実演力が伴っていないだけであり、この曲の精神は見えた)。これは松浦正博の作品/Forestにも同じ意見を持つこととなります(なので私は一票もいれていない)。

これは作品創作において最も重要な視点です。何がやりたいのか?何を伝えたいのか?作り手サイドにしっかりとしたヴィジョンはあるべきなのです。それら表現方法は自由です。歌も楽器も、各自目指す技法を追い込むことは必要なことでしょう、、、しかし結局のところそれらが統合されたアンサンブル~作品が技法を越えた" 音楽 "として成立しているところに意味を見るのです。(この点に関しては、また別の機会に深く言及していきます)。

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1800万円クラスのアナログプレイヤーは求めています。自己装置がもつポテンシャルを最大に引出してくれるアンプ、スピーカー、そして自分を繋ぐケーブルのクオリティーを。そして、これらの装置がもっとも求めているものは音源クオリティーなのでしょう。ここで言及したい音源クオリティーとは?音源=根源=精神、つまり物創りに向き合うアーティスト自身の"精神”。この"精神"が純粋に存在し、これらハイエンド再生装置に理解されたときにこそ至上の音楽となり姿を現すのでしょう。



試聴を終えて>

今回この場に訪れて体感したこと、それは音源に対し限りなく"pure"な再現事実でした。そしてなによりこれら機器の開発意図や目指すポリシーが、言葉無しに、実演として我々の音源を支えてくれたことに感謝します。今回試聴させていただいた本物のハイエンド音響装置は、音源という生き血を得て花を咲かせます。だから純粋な血が流れる音源を与えたい。"製作者の精神 ”が形になる、音になる、面白い。だからこそ永遠に"pure"でありたいのです。

何事に対しても携わった者の"精神"は正しく再現され、時をかけた形跡はその者の人生として正しく残ると信じています。いつの日かこの場で聴くに相応しい作品、そして試聴用ともなりえる音源が purevoice から生まれることを楽しみにしています。我々がこのハイエンド再生装置に対して絶対的な信頼感を置くことができた御礼として、我々もこれら再生装置から信頼を得られる音源を供給しなければなりません。そのためにこそいま以上に "精神"を高めていきたいと思います。

今回の試聴会を企画してくれた中村氏、またこのような素晴らしい場を開放してくださった関連スタッフの方々、そして素晴らしい "精神"を教えてくれた音響機器に対して、心より深く感謝いたします。


WE ENJOY THE MUSIC / purevoice

by purevoice | 2008-05-28 17:39 | ・EVENT | Comments(24)
Commented by 中野渡 at 2008-05-28 21:01 x
作品、プレイに弱点、穴があるうちはまだまだですね。
やはりどこに出しても誰に聴かせても恥ずかしくない、自信を持って聴かせられる作品づくりを目指して行きたいと思います。
Commented by purevoice at 2008-05-28 23:41
中野渡>
そう、ワタリならできる。
発表会ホールステージでの白銀世界は忘れないさ。
自分ひとりで、ステージを自分の世界に変えられたのだからね。
いまのマシンがなによりの参考書さ。
Commented by at 2008-05-29 01:48 x
オーディオ試聴会記事、興味深く読ませていただきました。
自分は今回、参加を迷いながらも諸事情で参加することができませんでした。しかしこれらの記事を読んで、どうにかして参加したかったという後悔ばかりが込み上げてきました。
文章から皆さんが聴いた世界を想像しようとしているのですが、無論想像しきれません。本物を体感できず、残念です。
Commented by 中村です at 2008-05-29 14:17 x
瞳ちゃん、そう残念がらなくてもおっけーよ。ハイエンドの店はなくならないし誰でも行けるところだから。希望者が多ければ、また私が企画してもいいしね。
Commented by purevoice at 2008-05-29 17:02
瞳ちゃん>
そう、記事では音は伝えられないものですね。
瞳ちゃんのように「悔し〜い」と思う気持あることで、
次の音が鳴る、次に繋がる、
必ず自分を次のステップに上げてくれるのでしょう。

エクササイズテスト開催が今週まで伸びましたが、
同じく、結果に対して「悔し〜い」と感じてくれたらテストの意味もある。
すべては"精神"ですね。
Commented by purevoice at 2008-05-29 17:08
中村大臣>
普段から沢山音源聴きなさい!という大臣のお言葉、
今回改めてちょうだいいたしました。
なにより、みんな将来は聴かせる立場なのだからね、、、
自分で様々な味を吟味することは、課された任務??ですね。

今回の吟味は、すっご〜〜〜〜く贅沢な、試食?でした。
ぜひともまた企画願います〜
Commented by 広田ツヨシ at 2008-05-30 01:02 x
先日Sai君からこの試聴会のこと、そこで年末RecのCD試聴したという話を聞いていました。
更にこの記事を拝見し、演奏する時はいつでも真剣勝負だと改めて強く思いました。

自分の音がどこで誰の耳に届くかわからない。
レコーディングでもライブでもリハでも状況を問わずその時その場で出す音に後悔は残したくないものです。

とは言うものの年末RecでSai君のサポートさせてもらった自分の演奏がどうだったか?思い返すとかなり身が縮みますが…。
思いは強いのに技術がついていかないというのが自分の最大の弱点だろうと感じてます。

機会があったら僕もぜひハイエンドオーディオで再生される音を聴いてみたいですね~。
Commented by purevoice at 2008-05-30 01:35
広田くん>
コメントありがとう。
広田くんのいつも真剣な"精神"には学んでいますよ。
何事にも全力であることは美しいですよ。
技術がついていかない〜弱点なんてとんでもない!
音楽最終章は上手さより、カッコ良さでしょ!
広田くんはカッコいい、だからSmokyJAMでも引っぱりイカ?です。(笑

pure-Recの中で私が最もスキな広田くんプレイは、力斗のエントリーですね。
何より臼井とのアンサンブルいけてますよ。スリリングです!
Commented by ツヨシ at 2008-05-31 01:36 x
どうもありがとうございます、大変嬉しいです!
駒形さんにはいつも肯定的なご意見いただいて、感謝しております。
おかげ様で、また一段とやる気沸騰しました。

次回のSmokyも、イカ目指します(笑)!
Commented by purevoice at 2008-05-31 20:04
広田くん>
やる気まんまん&イカ目指し了解です(笑。
明日の raIse ライブイベントのほう、サポート宜しくお願いします。
それと、さっき芽吹パパから聞きましたよ!
6/7のSmokyJAMでとうとうあの曲やるのですね??
まさに煙りですね。飛び入っちゃおうかな〜??
やりて〜〜〜(笑
Commented by ツヨシ at 2008-06-01 14:16 x
お疲れ様です。先ほどraIseのライブ、1ステージ目が終了しました。本日も楽しませていただいてます。あと2ステージ、楽しみです。

そうなんです、あの煙の曲です(笑)
駒形さん飛び入りして下さるんですか!?大歓迎でーす!
Commented by 芽吹パパ at 2008-06-01 22:14 x
駒形先生
飛び入り参加といわず、是非参加してください。

私もツヨシ君やサトル君から誘われ本ブログにある通り、
「目標に向かって進みたいからからこそ、毎日という時間を経て、精進積み重ねたい」を「jamへの参加に向け、通勤時間は音源を聞き、夕食後に1時間の練習を積み重る」に読み替え実践しています。
本ブログに「おとさん、モタモタしてんな!」とあるとおり、父親どうしモタモタしないで一緒頂ければ幸いです。

ご一考の程、よろしくお願いします。
Commented by 中村です at 2008-06-01 22:46 x
芽吹ぱぱさんへ、時間を無駄にしないで音楽を吸収している姿勢頭がさがりますよ。そうじゃないといけないですね。
Commented by purevoice at 2008-06-01 23:54
広田くん>
本日、raIse ステージはおつかれさまでした。
さきほど正木から連絡はいりましたが、3rd ステージは炎上したようですね!
6月の SmokyJAM も炎上させましょう〜
Commented by purevoice at 2008-06-02 00:01
芽吹パパ>
了解です!参加させていただきます〜
実は、そのセットである企画思案しています〜
それは、、、現場にてのお楽しみに!

精進/実践は、言葉なしに自分を表すものです。
私自身も精進/実践を積み重ねていきたいと思います。
そして普段という大切な時間を少しでも活かしていければ嬉しく思います。
禁モタモタで!
Commented by purevoice at 2008-06-02 00:07
中村大臣>
いつも大臣さまからの助言、あたまが下がります。
おっかね〜講釈を有り難〜〜〜〜く頂戴しております!
ほんと、何事もダイレクトに言ってもらえることこそ愛情だと思いますよ。
いつもありがとうございます。

なので、私もハッキリ言いますが、Smokyで弾いてくださいな〜(笑
Commented by サトル at 2008-06-02 11:21 x
お疲れ様ですm(__)m

昨日のraIseライブ、ツヨシさん、正木君、本当ありがとうございました!

今回のツヨシさん、正木君の熱いサポートも元を辿れば駒さんが提供して下さったsmokyという場があり、その時その時の「今」を大事にしていた結果が今回の件に繋がったのだと思います。
いつも貴重な場所を提供して下さる駒さんにも感謝しております。
ありがとうございます。

次回の芽吹ファミリーのセット、お父さんのギター魂に負けないように歌わさせて頂きます!!
本当に「今」って大事ですね。

ツヨシさん、正木君これからもよろしくお願い致しますm(__)m
Commented by purevoice at 2008-06-02 22:25
サトル>
イベントおつかれさん。
現場ではCD売れたみたいでなによりね、goo!

そう、SmokyJAMという場もそうだけれど、
レッスンを通じていろんな切っ掛けがあるなか、
それらを"貴重な場"にしているのは、みんな自身ですよ。
こちらこそ、ありがとう。
Commented by 芽吹パパ at 2008-06-02 22:47 x
中村さま
今まで挨拶もなく非礼な態度に深くお詫び申し上げます。
時間を無駄にしないで吸収することは、私どもの世代では当たり前に実践していますね。
若輩諸氏に対しても、この当たり前な行動の必要性を伝えていく事が我々の使命と思料します。
Commented by purevoice at 2008-06-03 13:09
若輩諸氏に対する思い、、、
我々の"当たり前"と、今の若者の"当たり前"の違いはあれど、
いずれ若者は、我々の世代になり気付くことがあります。
purevoice の取り組みのなか、そのことを少しでも早く気付かせていければ本望です。

今週SmokyJAMにて芽吹くん&パパさんのセットは楽しみにしています。
宜しくお願いいたします。
Commented by 松浦正博 at 2008-06-04 07:04 x
芽吹、お父さん、今週スモーキ-楽しみましょう!例の曲で盛り上げましょう。
Commented by 松浦正博 at 2008-06-04 13:15 x
お父さん、僕自身マイペースに日々を過ごしてしまっている事を反省しました。昨日より今日そして明日へと少しづつでも進んでいきたいですね。良いお言葉ありがとうございます。
Commented by 芽吹パパ at 2008-06-04 23:23 x
松浦先生
今週のスモーキーは、楽しむと言うより「必死にやって達成感を得られるように頑張ろう!」て感じです。
先日、ツヨシ君からも
①メンバー1人1人が言葉ではなく音で意思を疎通させて演奏に反映すこと
②不足の事態、その時その場で自分に何ができるか?が重要
とアドバイスをいただき、それに応えるべく対策を講じ「マイペース」で練習しております。
人は皆マイペースです。でも、ペースの濃さはそれぞれですよね。
志高く目標達成に向け必死に取り組んでいる人のペースは、
(1)目標達成に向けた日々の活動プロセスを的確に立て
(2)それを計画的に実行
(3)ポイント毎に成果を検証
(4)不足点に応じてプロセスを補正してまた実行
の繰り返しだと思います。
(purevoiceのレッスン形態もこのPDCAの原理に則っていますね)
松浦先生の「少しずつ」は私から見たら「信じられないスピード」かも知れません。
ともに向上心をもって進んでいきましょう。
Commented by purevoice at 2008-06-05 01:43
芽吹パパ>
コメントありがとうございます。
このコメント内容から、こちらもはや達成感いただきました!
計画ー成果検証ー補正実行ー検証ー計画ーインフィニティー
進むスピートよりも濃さに視点ありですね。
まさに言葉なくしての意思疎通コメント、大変嬉しく思います。

エクササイズテストの検証結果は明日木曜から公開いたします。
松浦も自身担当分、いまなお検証していると思われます。


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