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Music school purevoice_instructor's NOTE

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2008年 05月 25日

ハイエンド音響システム試聴会report(続

リズムクラスの正木くん、1人起立姿勢&腕組み&ニヤニヤ笑いです。何か良いこと?あったのかな?最近、正木くんはRec仕事~バンド活動に加え、プロドラマーのローディーとしても素晴らしい現場に携わっています。その現場とは、日本を代表するセッションドラマー山木秀夫さんの現場です。私も以前レコーディングセッションをご一緒させていただいたことがありますが、本当に素晴らしいドラマーです。いまでもそのときの現場風景はしっかりと心に焼き付いています。
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まさかマチャが山木さんのローディーサポートをすることになろうとは、、、



偶然?必然??これも実力のひとつなのでしょう。そんな彼がこの試聴会に持参した音源は、実際のローディー仕事現場でも聴いていた山木さんのドラムプレイCDでした。この腕組みニヤニヤ顔は?なに笑いかな?

中川西くんは自分のデビューCD/raIseの音源「way」を聴いています。
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サトルのヴォーカルとサウンドアレンジメントの絡みが妙味ある2曲目の「荒野」をセレクトしました。この流れは、先ほどの正木くんの制作現場で聴いている音源同様、これら至上ハイエンドシステムでどのように再現されるか?という視点で妙味ある聞き方になったことでしょう。私もサウンドプロデュースをさせていただいた立場から、なるほど~という再現事実がありました。詳細はお気軽にお尋ね下さい。事実関係を隅から隅までお答えします。
マスタリング時の記事はこちら▶raIse マスタリング日誌

この日はみんなが自由に選んだ音源を、普段では体験できない超ハイエンドオーディオシステムで聴きましょう、という企画。下写真中央ソファーで聴いているのは中野渡くんです。すでにコメントありましたが、Goodな音源選びましたね、スーパーギタートリオ/LIVE。これは私も幾度となく聴かせていただいた作品。高校時代にアルディメオラ様を生で拝見し、ソロギターの楽しみ方を学ばせていただいたことを思い出します。いまここにあらためてフレイズひとつひとつが鮮明に体感できたこと、そして、これらアコースティックギターのみからなるアンサンブルに、果てしない広がりと重みを見れたことを嬉しく思います。素材の正しさをあらためて確認できた試聴となりました。

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このリスニング環境で感じたこと、発見したことがあります。それは、長年聴いてきた音源(私が持参したのはスティーブガッド様&アンソニージャクソン様の最強タッグのライブ一発録音もの)において、これまであまり印象のなかったパートが自然に浮き上がっていたことです。つまりいままで確認できなかったアンサンブルの意図~細部を確認することができたのです。これにはホント驚いた。音が良い、とか、奇麗とか、そんなことでは語れない超越した再現事実がありました。いま流行?の安易なサラウンド処理などではない、しっかりとした中心のある上での音像空間。つまり、逆をとれば、CDにはその根源(音源)が記録されているということで、普段みんなが聴いている環境(ヘッドホンステレオやラジカセ、雑然とした部屋に置かれた向きの異なるスピーカー、あげくには携帯サウンド)では、作者の"意図"が120%再現されていないという悲しい事態になっているのです。

進行役の中村氏がラストにもの凄い音源をかけました。さて、その音源とは?そう、このブログをお読みになっている方ならご存知の音源、Music school purevoice 年末レコーディング実習作品 "pure-Rec 2007" でした。まさかこの場にて pure-Rec の音源を聴くことになるとは、、、。この勇気ある挑戦により、ここにいたレッスン生全員があらためて多くの視点を学ぶことになります。

記事、続けます


WE ENJOY THE MUSIC / purevoice

by purevoice | 2008-05-25 00:38 | ・EVENT | Comments(4)
Commented by 中野渡 at 2008-05-25 12:05 x
そうですね、スーパーギタートリオ。一音一音の重み、ピッキングの力強さ、切れ味等鮮明に聴こえてきました。ライブ盤ならではの生々しい雰囲気も。

また、年末Recの音源試聴というサプライズありがとうございました。自分の甘い所がより露呈されましたがとても贅沢な体験をさせていただきました。
Commented by purevoice at 2008-05-26 18:01
なによりも中心軸が大切なことが解ったはず。
軸があってこそ、高さ、幅、奥行き、濃さ、が明確になる。
このあと記事更新します。
Commented by 正木 at 2008-05-30 03:53 x
いろいろと思うこと、気付いたこと等多くの機会を頂いた試聴会でした。

目を閉じて聞くと音の位置、奥行きがよりリアルに感じられました。
中野渡さんチョイスの音源は目の前で演奏が行われているかの如くで手元が見えるようでした。

常に自分の出す音があの環境で聴かれると思うとミスタッチ、無駄な音は怖いくらいに再現されてしまうと痛感したと同時に真の演奏は時代を越えて演奏者のそのものが再現されるものだと感じました。

小手先の演奏では本当にごまかしが効かないのですね。
サプライズ企画で感じました(笑)


今回の機会を頂いた事を有り難く思います。
Commented by purevoice at 2008-05-30 12:34
正木>
そう、ごまかしはきかない。
小手先はエクササイズテストの結果でも明白。
このあと、たっぷ〜〜〜〜りと講釈たれさせてもらいます(笑。


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