8月研究会 report

夏休みももうすぐ仕上げの時期ですね、みんなはもう宿題は済ませてあるのかな？もし自由研究の宿題が残っているのなら、今回の「音作り研究〜高級アンプも得て不得手あり」というテーマはいかがでしょう？（笑。研究会では普段のレッスン内容から離れ、機材〜セッティングほか、現場における実践ノウハウを公開指導しています。今回の研究題材は、「アンプサウンドの作り方〜歪みとEQコントロールのコツ」。私がこれまでに経験してきた現場仕事で、実際に用いた手法〜セッティング例、独自のエフェクター活用法などを公開しました。この日は purevoice のレッスン生のなかでもかなりコアな？（笑、面子が揃いました。


研究会には生徒サイドから素晴らしい機材の持込みありありました。上記写真中央シルバーパネルアンプHEADが、ギタークラス／中川西氏所有のTRIPLE RECTIFIER SOLO HEAD。中域ドライブの食いつきがたまらなくエロいマシンです。





そして、予告ホームラン持参のジュニアマスタークラス／福留力斗くんのパパさん所有↓、Marshall 1959 HW

このアンプヘッドはウッドストックでジミヘンが使用したことでも有名な1969年のプレキシマーシャルを再現したリイシューモデル。さすがレスポンススピードは抜群。当日も公開しましたが、まずアンプの調整ポイントは「あそこのみ」デス！　MESAのTRIPLE RECTIFIERでも例のポイントいじれば、Marshallサウンドも簡単に出せましたね。そう、「あそこ」ね！！　もちろん本物 Marshall はそのままでも、goo！　私も新鮮20代は常にMarshallくんと共に生活していましたが、今回の研究会でこの懐かしいサウンドに乗り乗り、ついつい隠しネタを沢山バラしてしまいました、、、。そう、ポイントは、「あそこ」ね！

おいおい、さっきから、あれ？とか、あそこ？？とか、わかんね〜よ！と思われる方多いと思います。はい、そのとおり！解んなくしていマス！！　いかんせん、企業秘密、、、いやいや、営業上の個人秘密なんで、、、

さてさてそれと、例の？エフェクトの良さ＆使用法は解ったかな？？　安くてお手頃エフェクトも、「あその」の使い方が出来ればお値段以上のサウンドがいただきですね。やはりここでのポイントも「あそこ」でしたね！　あそこ、凄〜い　（笑。

エフェクトはオモシロいけれど、頼りがちになるので要注意です。よく見かけるのは、沢山のエフェクターを直列につなぎ、ギターやベースの本来の生音や立ち上がりの良さが失われているパターン。またそのことで、プレイ自体の繊細さやレスポンスに対する体感も鈍ることが危険です。質の高いアンプほどギター直の音（プレイヤーの腕前）を欲しがっています。特にレコーディング時は不要なエフェクトは外し、なるべくロスの無い状態でプレイしましょうね。何事も”生”が一番で〜す。

お馴染み ジュニアマスタークラス／ギター科、福留力斗くんは自分のアンプ／マッチレスを持ってきてくれました、サンキュ〜。今回の研究会では時間が無くて9Wの音出せなかったけれど、次回の研究会ではこの9W出そうね。チューブ9Wは十分の出力なり！

今回研究会ではオモシロかったことが2点ありました。その１つは、中野渡くんのプレイが、アンプによって左右されていたこと。MESAはスムースバッチリ鳴らしていましたが、Marshallでは弾きにくそうでした、、、。中野渡的速弾きに対してはMESAレクチがかなりハマッていた印象でしたね。がしかし、力斗の方はと言えば、さすが親子！　全く逆パタン。お父様ご持参のプレキシリイシュー1959こそがプレイ魂入りましたね。

各マシンには、その意味、使い分け方、得意分野、お決まり操作法はあります。それを踏まえ、自分流の音が作り出せればgoo デス。とにかく音作りのポイントは？　「あ・そ・こ」なのデス！次回研究会もシリーズで音作りの研究を進めたいと思います。次回のテーマが決まり次第また告知いたします。それまで、「あ・そ・こ」研究しておいてくださ〜い（笑。


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