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Music school purevoice_instructor's NOTE

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2006年 12月 18日

CD制作現場、のぞき見

さて今月はpurevoice恒例の年末イベント/CD制作実習進行中です。レッスン生1人ひとりがオリジナル楽曲レコーディングに集中しています。今年のエントリーはみんな面白い。本当に個性ある作品を投じてくれています。録音は気合いです。今日はこの気合いを物語ってくれたレッスン生の録音現場、のぞき見です。

ギター科/一般クラスの佐藤貴浩くん。彼のトレードマークはGIBSON/フライングV。現在弦高調整ほかメンテナンスは完全に施されています。Dパープル、レニクラ、クラプトン、Jベックなど王道ギターロックをこよなく愛す佐藤くんの今年のエントリーはギターインスト(審査影響あるので、これ以上は話せませぬ、、)。Recに対する気合いはアンプ持込み精神にこそ表されています。そう、フライングVと同じく彼のお宝「Hughes & Kettner」 のアンプヘッドです。

CD制作現場、のぞき見_f0009667_18361491.jpg




RUSH のギタリスト/アレックス・ライフソン氏の開発でも有名なこのアンプは、ルックスとても綺麗&エレガント?。しかしこのアンプヘッドから放たれるサウンドは見た目とは異なる、超爆裂もの。佐藤くん、このジャジャ馬アンプをしっかりと手なずけていました。生徒にこんなもん持ち込まれたのなら、私もちと本気です、、(笑。ならばと、今回の録音手法はEdward Van Halen様と同様にアンプスピーカーアウトをラインレベルに下げコンソールに直結する手法を提案しました。この手法は私自身も実際のレコーディング仕事でかなり用いている手法。要は最近なんでもかんでもデジタルで、簡単お手軽アンプシミュレーターも流行ってますが、ほんもののチューブアンプをそのままの音でライン録音することが、実際のレコーディング現場では常です。

CD制作現場、のぞき見_f0009667_18372186.jpg


「Hughes & Kettner」 アンプヘッドの上に裸で置かれている1Uラックモジュールが、今回用いた私のパルマー/PDI-03。これ、今はもう手に入らないものです。佐藤くんのヘッドフォンのなかでは、「Hughes & Kettner」 の爆音がそのまま響いているはずです。ダビング作業も2、3テイクでキメてくれました!goo〜 



さてさて、アンプ話しなら黙ってはいられないニコニコ中川西(左。
中川西、なんでテレコ抱えてんの?
君のお宝、ゲンツベンツ/ディアブロくん今日はどうしたん??


CD制作現場、のぞき見_f0009667_18365673.jpg

そうか、今日はギターダビングの日ではなかったね、、、。来週だった、、、。
是非こんど対決しましょう!とばかり、レッスン入れ替え時に2人記念フォト。
本日作業主役、自宅より気合い持参したYAMAHAのレコーダー抱えてニコニコ中川西(左)とRec終え満足の佐藤くん(右)。

12月もいよいよ半ば折り返し、作日も NSM practice room にて生ドラム組の制作実習全プログラムが終了しています。こちらのエントリーセットもかなり妙味ありです。さてCD制作もいよいよラストスパート突入です、また次回もレッスン生のpureな息を加えていきたいと思います。
※生ドラム組の現場も後日のぞき見予定デス。


WE ENJOY THE MUSIC / purevoice

by purevoice | 2006-12-18 01:01 | ・PICKUP STUDENTS | Comments(2)
Commented by sai at 2006-12-19 12:01 x
先日のRecありがとうございました。

パルマーはいいっすね!

ちょっと欲しいです。

なかなかギターの音作りも難しいです。

いい仕上がりになるようがんばります。
Commented by purevoice at 2006-12-20 21:07
chai>
PALはあげないよん。
TOM ANDERSONもだよん(笑。


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