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Music school purevoice_instructor's NOTE

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2024年 10月 01日

ジュニア実践の追記

東京葛飾の音楽専門スクール・purevoice のレッスンノートです。JAM Study についての追記です。ジュニアのギター参加がありましたが、リズム、音質、カッティングにメリハリがあり印象的でした。セッション本番では先輩のギターを借りて、同じセッティングのまま音を出しました。この「同じまま」がキーワードです。

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JAM Study では、このような場面を頻繁に作ります。機材が同じでも、奏者により音が変わることを認識する必要があるからです。歌で言えば、しっかり鳴る声はマイクを選ばないことと同じ。即ち優れたパフォーマーは機材に依存しないのです。

この件に関連したことがもうひとつありました。最初にドラムでも同じことを解説しました。「音がカラカラしています」というジュニアからの意見がありましたが、正にその通りで、私はずっと「音に深みが欲しい」とアドバイスしてきました。一度聴いただけでその本質を聞き分けたジュニア生徒の観察力に脱帽です。

ジュニア実践の追記_f0009667_17065303.jpeg

過去にも触れましたが、この指摘をしたジュニア生徒の体験レッスンで驚いたのが、彼が出す音でした。初めて叩いたシンバルの鳴りには深みがあり、柔らかさがあり、立体感がありました。これまでスクールで聴いたことのない音でした。

私がこれまでスタジオ仕事やライブで出会ってきたプロドラマーに対し断言できる事があります。それは優れたドラマーはシンバルワークが素晴らしいという事実です。彼らが出す音には繊細な意識を感じます。

この手の話題をよく話しますが、結論として「出す音」は「聴く力」と連動しています。先日のJAM Study ではそのことが再確認出来ました。知らない音は出せません。であるから好き嫌いは抜きに、様々な音楽、歌、楽器を知ることが有益です(演奏できればなお良い)。夏期イベント後、ジュニアたちがスパークしています。新たなジェネレーションの台頭に期待を寄せています。


【 pure-Rec2024 夏 】
◯ 作品公開・審査スタート
シート回収〆切 10月6日/日曜

【 JAM Study 】
◯ 開催:10月26日/土曜 16時〜
※ 年内開催は10月と11月の2回です

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音楽スクールピュアボイス東京・Instagram 公開中


by purevoice | 2024-10-01 17:15 | ・WORK SHOP | Comments(0)


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