積極性=上達チケット : Music school purevoice

2024年 02月 18日

積極性=上達チケット

東京葛飾の音楽専門スクール・purevoice のレッスンノートです。昨日土曜のギターレッスン時、コード解説した場面で嬉しい手応えがありました。それは生徒からの意欲ある質問でした。生徒の作品を題材に「このようなコードの弾き方がありますよ」と演奏例を示した場面でした。するとすぐに、いま弾いたコードフォームはどうなっているのですか？と質問されました。この反応・タイミング・積極性に上達のためのキーワードがあります。

まず聞きたいことをその場で（その瞬間に）明確にすることが正しいことです。これが対面レッスンの意味です。多くの方は、解説をノートに記すことに必死ですが、それは後からできます。得る上で大事なことは、自分に対する個別アドバイスをダイレクトに吸収することです。目の前の生きた指導が真の教材であり、この点が動画配信などの一方通行的指導と大きく異なる点です。

生徒の質問を受けてから指導幅も広がりました。リアルタイミングで質問が出たことで、「生徒が解らない部分」を私が理解できました。ですので、生徒さんに対して詳しく指導ができたのです。生徒さんが、私の演奏（指の組合せ) を集中して見ていたことも大きなアドバンテージです。そのことで質問視点も絞れたのです。ここが対面レッスンの有益性です。

生徒からの積極的な質問に、かつて私自身の音楽学び時代を思い出しました。私は初めて作ったオリジナル作品を先生に聴いて欲しく、質問したことを思い出しました。先生は音源をしっかり聴いてくれ、アドバイスもくれました。それはほんの数分だったかもしれませんが、もの凄く濃く、私にとって長い時間でした。もうかれこれ40年前になろうエピソードですが、その時の先生の言葉と表情はいまでも覚えています。当時の私の疑問は、自分の作品はプロにどう聞こえるのかな？ならばいま聞いてもらおう、とシンプルな動機でした。これがリアルの価値なのです。

写真はピュアボイスの第1期ドラム生徒、正木氏です。NHK-SONGS やTV各局音楽番組出演・アーティストサポートでの活躍は幾度もお伝えしてきました。これまで私へ投げてくれた質問数は断トツナンバーワンの人材です。