今何をすべきか

東京葛飾の音楽スクール・purevoice のレッスンノートです。最近の記事でスクール生に触れてきましたが、彼らに通じるキーワードを再確認しました。結論、それは「音楽活動を長期に捉えられていること」です。これは我々リードする者（タッグを組むもの）として信頼を寄せることができる姿勢です。

長期と言えども、行動がダラダラしている訳ではなく、日々音楽研鑽に余念はありません。前記事で紹介したベースクラス氏の新作品でも証明されましたが、悩みながらも自分を見失わず、信じて進むことで必ず突破できる時が来ます。その時をイメージし、しっかり準備した人に与えられのが達成なのです。

先日あるボーカルクラスの生徒が苦悩を語っていました。自分、歌い続けるとすぐ声が出なくなるんですよ、、しばらくすると復活して、それからは大丈夫なんですけど、、と。そう語る彼の現状はシンプルで、「日々歌ってないこと」による準備不足に他なりません。

例として、ボクサーは試合本番前に汗まみれになってアップしています。それは普段日常でも同じくです。上達するには常に練習することはあたり前で、しかも年齢を重ねているのであればなお歌唱力低下は顕著です。体力維持するだけでも努力が必要であるなか、研鑽せずして克服できる訳がありません。

対して、もう1名のボーカル生徒の例、彼はバンド活動とソロ弾き語りを実践しています。私は彼に歌トレーニングの必要性を訴え、毎週ストリートに出るようアドバイスしました。週に1度、しかも夜だけというペースは正直満足できるペースではありませんが、それでも以前よりは声量が上がっています。本人がこれをトレーニングとして理解できているかは別としても、実行していることで身体的な向上に繋がっていることは明白です。

モノごとを長期で捉えるならば、5年後、10年後の自分をイメージしてください。それがイメージできれば、今日は何をすべきかが理解できるでしょう。仮にやらずに過ぎてしまっても、真剣な気持ちが続いていれば再び戻れます。但しその際は、ゼロから始める場合の3〜4倍の時間はかかると覚悟して下さい。それでも真剣であればできるはず。

継続と準備を重ねていれば、その労はなしです。

音楽専門レッスン/purevoiceTOKYO

＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／

音楽スクールピュアボイス東京・Instagram 公開中