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Music school purevoice_instructor's NOTE

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2023年 05月 06日

難関議題、嬉しく思います、

東京葛飾の音楽スクール・purevoice のレッスンノートです。今年の春のスクールイベントは、昨年度の生徒作品の回顧と質問に対する指導取組に集中しています。質問は広範囲に及び、あらためて楽曲制作の基礎を確認する良い機会となっています。

昨夜も生徒さんのデモ作品を聴き、率直に感じたことがありました。それは打込みやアレンジメントの外側を考える以前に、元メロディとコード進行で作品として成り立っているか? という判断でした。音楽の中心に意識を向けるアドバイスです。

DTM アレンジや打込みは何度も繰り返すことができます。これは制作上の利点でありながら、明確な判断を鈍らせる落とし穴でもあります。後で直せばよい、とりあえずこれでよい、という曖昧な意識が作品を散漫なものにします。実演に対しても同じで、初めから修正に頼る意識は、一発本番への弱さを育ててしまいます。

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先日、手弾きの重要性を再確認しましたが、この点については生徒さんたちの主体性に大きな手応えを感じています。

今、何もかもが時短最優先、コスパ最優先の風潮です。しかし、あなたが本当に音楽を大切に考えるならば、簡単にやり直しが出来る "裏技" に目を向けるのではなく、やり直しを必要としない "実力" を備えることが肝要です。もし仮に失敗をしたとしても、安易にスイッチを落とすのではなく、自分の足でスタート地点まで戻る行為が後に実力となる行為です。

本日はまさにこの意識の高い生徒さんの登場です。氏からいただいた議題は、リズム強化に関する視点で難関議題です。議題への実践チャレンジが楽しみ、今回は確実に伸びしろタイミングとなるでしょう。

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音楽スクールピュアボイス東京・Instagram 公開



by purevoice | 2023-05-06 19:55 | Comments(0)


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