音作りで重要なこと

東京葛飾の音楽レッスン・purevoice のレッスンノートです。先日、某生徒さんのギターサウンドを検証しました。その際に音作りのお手伝いをしましたが、今期音源内容と深く関連する視点がありますのでお伝えします。

まず音作りで大切なことは「音質ではない」ことを理解すべきです。つまり、使用機材やその数値を単に真似しても目標の音は出ません。

重要なのは、その数値設定を駆動させるために必要な手、耳、演奏力です。これらが調和した時に与えられるのが「自分の音楽」です。

現在審査中の生徒作品のなか、サウンド面と演奏面のリンクで高く評価したのが Track.2 です。前記事で紹介した維持率が高い作品です。イントロの清々しいハーモナイズドギターは綿密に詰めました。対してプレイで正しく応えてくれた点が重要な視点です。

なぜアドバイスが成功したのか？

理由はシンプルです。その生徒さんが目指す世界(具体的なギタリストも)が理解でき、音楽の世界観が共有できたからです。

あのイントロは様々場面で需要があるでしょう。まさに音楽的に成立している強インパクトです。そしてスウィートな女性ボーカルがイメージを大きく膨らませています。数十秒ほどのイントロ〜歌始まりでコンセプトをすべて伝えている点にポップス核を感じます。(詳しくは審査コメントで (^_^;) )

繰り返します。音作りで大切なのは「数値・音質ではない」ことを理解すべきです。音楽を完成させたいのであれば、つまみ数値へのこだわりは捨て、自分の音楽を聴いて欲しい人、聞き手の興味や笑顔をイメージすることが肝要です。

対象がビジネスシーンであれば、尚更に重きを置くべき視点です。

p.s.

この実践力を高めるべく、4月から新たな実習が始まります。参加対象である生徒さんへは個別に案内を送信していますのでご確認下さい。月1回のみの人数限定枠となります。

音楽専門レッスン/purevoiceTOKYO

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