2022年 10月 05日
東京の音楽プロレッスン・ミュージックスクールピュアボイスのレッスンノートです。夏のピュアボイスイベントが終わり、皆さんひと息ついていると思います。今日は生徒さん自力によるミックス音源について触れましょう。 ピュアボイス生徒さんの多くが作曲と音源制作に興味を持ち活動しています。早い人は、中学生の段階でオリジナルを作る生徒さんもいます。彼らの発想は素晴らしく、アイデアが豊富かつ斬新です。まさに「オリジナル」という表現が相応しい作品です。 若い時の作品は、何事にも縛られてなく、「自由」という土台が結果に繋がっています。 私自身かつてよく言われたのが「中途半端にまとまるな」でした。確かに若い頃に作った作品は今聴いても勢いがあり、そのアレンジや音色に優位性を感じます。 では、なぜ昔の作品が心に残るのか? それは、常識、形式、マニュアルなど、お決まりのノウハウに従っていないからだと感じます。 私がアレンジ仕事を始めた頃の現場エピソードがあります。仕事で提出したデモアレンジに対し、クライアントからこのまま本番で利用したいというリクエストを受けたことがあります。 経緯は、生ピアノのレコーディングを終えた直後でした。一流スタジオの高級グランドピアノは素晴らしい音でした。私はその仕上がりに満足していると、社長が言いました。これデモの音色に戻せる? まだデータはある? と。 この指示は当時は理解できませんでしたが、いまその意味が解ります。つまりは、お決まりの音はいらない、という事です。再びデモ再現で仕上げられた作品が、後のオリコンヒットチャートに繋がる結果となったことは忘れません。 差別化の視点で注意すべきは、最近流行のDAWプラグインです。定番プラグインが誰でも手軽に使用できるため、サウンド傾向が似てしまいます。 この件は今回生徒さんのミックス結果にも表れています。 重要なことは、機材に使われるのではなく、自分発想の実現のために使うこと、です。そして中途半端にまとまらないこと、です。 このレシピ解決は、ピュアボイス方程式である「聴くチカラを高める」ことがキーワードです。 引き続き、作品検証を続けます。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 音楽スクールピュアボイス東京・Instagram 公開中 インスタグラム公式アカウント → #purevoicejp
by purevoice
| 2022-10-05 06:55
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