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Music school purevoice_instructor's NOTE

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2010年 10月 27日

忘れ得ぬ出会いからゴールへの道のり

先日記事、生徒のTVメディア出演の件はとても喜ばしい話題でした。生徒たちがスクールという枠を越え、様々なフィールドで活躍してくれることこそ、私個人的にもとても嬉しい情報です。これまでの purevoice 卒業生たちのプロとしての活躍ぶりはすでに周知されていますが、今回の正木くんのように現役レッスン生として、いまの音楽番組やメディアに堂々登場してくれたことは最高のサプライズでした。

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サプライズとは申したものの、そこには「必然」があります。
本日はそのエピソードを。(ヒロノリ記事の続き、もう少し待ったで!)

正木 "マチャ" 秀和(リズムアドバンスドクラス)は、私のレッスンに携ってかれこれ8年間の年月を経ました。もちろんいまも進むべくカリキュラムに集中しています。彼はリズムに対するスキルアップのみならず、音楽全体(とくに作編曲)に対しての視野を広げることに真剣かつ勇気のある生徒です。最初の出会いは忘れもしない



スクール発表会でした。会場は柏の小さなライブスペースです。彼はベースクラス/猪瀬君のサポートプレイヤーとしてステージに登場、そのときのプレイは無礼?に尽きるものでした。私はそのとき、この先に彼のプレイは2度と見ることは無いと思いました。であるので、特に話しかけることもせずにいました。無事発表会を終え、この1年を思い出しながら打ち上げのお酒をいただいていました(当時の発表会は年末に開催していた)。生徒たちが帰り際にみな挨拶をしてくるなか、マチャは私の横にずっ~と直立姿勢にて立っていました。何か話をしたいのかな?と思い、かるく声をかけてみると、「本日のプレイはいかがでしたでしょう?」「なにかアドバイスをいただきたいです!」とマチャが私に直立姿勢のまま尋ねました。私は、その問いかけに対し答えました。その答えとは、「君のリズムね!、ココが足りないのですよ!、ココが〜!!」と、言いながら、彼の股間(失礼!)をチカラいっぱいギュっ~~~と握りました(笑。そして、「ココが!!」足りない理由=「ココが!!」必要である多くのアドバイスをしたことを覚えています。これが忘れ得ぬ出会い。以後、彼はレッスンに正式参加すことになった訳ですが、その経緯のなかとても興味のある出来事がありました。それは、彼のいまの幅広い活動、そしてこの先の将来をも決めるであろう大切な出来事。それを思い出しました。

ある日、マチャが私のローディーとして現場サポートをする機会がありまして、その時のお話です。スタジオ現場録音開始が16時、であれば、車移動で都内混雑予想しても2時間あれば余裕。つまり、こちら14時に出ればOK。当日、マチャの集合は機材積み込み分余裕もちで13時30分集合で段取りはOKです。

さて、お仕事当日を迎えます。朝早くからレコードメーカーのディレクターより私に連絡が入りました。内容は、急遽ギターパートの録音開始を2時間早めたいと。つまり、私に14時にスタジオに来て欲しい主旨でした。いきなりの時間変更に困った、、、。マチャが来てくれる約束は13時30分。それを待っていては先ず現場に間に合いません、、、。マチャには少しでも早くきて欲しい願いで電話しました。すると、すぐ本人がでました。私は急ぎ口調で「マチャ~!!、急遽予定変更!、イマすぐ動けるか〜!?」「大急ぎだ~~!」。すると、彼は落ち着いた口調で答えました、「ハイ、いまもう1Fで待機しています」と。私は、、、?、OK~! すぐ上がってきて機材を運び出してくれ~~~、と。彼のその対応により、その日のお仕事はなにひとつ問題なく上手く進行できました。これぞ人にサポートしてもらうという本来の役割意義を、我が実感したエピソードです。

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どのような局面でも、アクシデントを予期する、先を予見する、なにもなければそのまま黙った対応でよい。そのために何をすべきか? イマなにが出来るのか? そのことを踏まえた対応は一寸先の可能性を広げます。成功へゴールするためにはその積み重ねであるとも思います。彼のこれまでのレッスン継続と自己研鑽、イベントにおける積極的なスタッフ参加、常に個性ある仲間を迎えてのライブや作品作り、ドラムレッスンを越えた音楽追求の努力、そして人に対する思いやり、すべてにわたり共通することがあります。その答えをここで問うのは愚問?でしょう。

それら積み重ねの結果が、今の彼に対する様々なお仕事オファーの顕れであることは必然です。
これまでの彼との8年間、小学校+中学2年間分=忘れ得ぬ時代。
ここが私にとってのゼロ地点、これからが正木秀和にとっての本当のスタートなのでしょう。


WE ENJOY THE MUSIC / purevoice
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by purevoice | 2010-10-27 02:46 | ・PICKUP STUDENTS | Comments(2)
Commented by masaki at 2010-10-28 12:40 x
記事にまでご紹介頂きありがとうございます。
恐縮です。。

ベース科の猪瀬とは高校時代からのバンド仲間でして、こうして頂いた縁から8年も断ったなんて驚いちゃいますね。
有り難い限りです、タイキちゃん。大阪のお天気はいかがですか?(笑)

駒さんには、時に父のように厳しく、またある時には友達かのように一緒に大笑いしながら いい関係を築かせて頂いて
常日頃音楽に限らずたくさんの事を教えて頂いております。

年末の忘年会がまた楽しみですね☆

まだまだな私ですが、どうぞ皆様これからも宜しくお願いします!
Commented by purevoice at 2010-10-28 18:05
8年も"断って"はいけませんでしょ! 8年も"経った"、でしょ!
まあ、文字関連は私も変換ミスよくある、、、

マチャ、前述記事はこのあたりで止めておいたが?
もしよければ〜? 本筋アルコールネタ出すかい?(危。
12月の忘年会では、ぜひお友達になろ(笑。

p.s.
次のお仕事、ミュージックフェアー出演は楽しみにしています。


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