2016年 12月 05日
Recイベント本番に合わせ、現場対応の出音レシピを確認しました。 スタジオ現場で供給すべく音質は基本バランスが整われていなければ成立ちません。 特にベースパートは、アンサンブルを支えるボトムが満たされている必要があります。 コントロールルームにはラージスピ−カーがありますが、それがこのボトム音圧を確認するものです。 ベースパートは低域が満たされることで適度な高域も必要となります。 即ち広いレンジバランスがアンサンブルを支える土台となります。 良く遭遇する場面ですが、フレイズを聴かせたいが故に高域アタックのみ強調された痛い音(特にピック弾き時)、 逆に、低域が巨大に膨らんだ抜けないモワモワとした音。演奏が暴れて中域ピークとなり、すぐにメーターがレッドになる音。 いずれも音質バランスが偏っていることで、アンサンブルとして成立しない状況です。 これはベースパートだけではなく、ドラムパートにも共通します。(勿論ボーカルも) ドラマー実習では金物とSDで検証しましたが、どちらも奥行きのある深いサウンドがベストです。 瞳ちゃんのグレッチスネアを試奏する千馬 彼はこのスネアの最も美味しいサウンドを引出していました。 (音を潰さず元気よく弾けさせ、かつ豊かな鳴り) どの楽器にも共通することですが、チカラ80〜90%くらいが最も鳴る範囲だと私は思います。 残り20〜10%は脱力の部分、この抜きがあるか無いかで鳴り方が決まる。 これは料理と同じ? お肉も黒こげより少し赤みあるくらいが美味しいです。 楽器自体のチューニングは勿論ですが、 即ち、それを鳴らす人がしっかりと判断操作できることが肝要です。 千馬、本番は自分のスネア&スティックをしっかりとコントロールすべし。 今年のチャレンジを楽しみにしています。 pure-Rec 本番に向け、今週もシビアな環境作りを進めます。 WE ENJOY THE MUSIC / purevoice _______________________________________________ < 12月開催の purevoice 講座 > ※ スタジオーワーク・日曜 4日/17:00(F-STUDIO) ※ 上級アレンジ講座・土曜 10日/16:00(柏 purevoice) ※ アドリブ実践講座・土曜 10日/18:00(柏 purevoice) ※ TONE Study・日曜 11日/15:00(F-STUDIO) 12月はレコーディングイベント開催のため、JAM Study、アーティスト実習はお休みです。 _______________________________________________
by purevoice
| 2016-12-05 12:28
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